川崎病の真の原因は


川崎病の真の原因

合成洗剤をもっと多く飲むと死ぬかもしれないし、いわゆる急性川崎病という症状にな
ります。川崎病というのは小さい赤ちゃんに高熱が出て、手足が真っ赤になり、最後は
心臓病になる病気です。
この病気は合成洗剤が1950年代に発売されてから急激に増えま
した。その翌年に川崎病が発見されて以来、この合成洗剤とともにずっと増えてきたの
で、合成洗剤が川崎病の原因じゃないかといわれているわけです。

ところが最近はちょっと減ってきているんです。これは、紙おむつになっておむつを洗
うことがだんだんと少なくなってきたからではないかといわれています。赤ちゃんがし
ているおしめを合成洗剤で洗うと、界面活性剤がおしめに残留します。朝洗って、夜洗
って、洗うたびに残留濃度が増えていきます。そこに赤ちゃんがオシッコをするとオシ
ッコの中にこの界面活性剤が溶け出して、それが赤ちゃんの皮膚から吸収されていく。
それが何回か繰り返されて一定の濃度を越すと川崎病が発病するといわれています。し
かし、厚生省の川崎博士を先頭とする研究班は、ダニだ、ウィルスだとそちらを一生懸
命研究している。一度だけその原因は合成洗剤ではないかと研究したのですが、その研
究を大手洗剤メーカーK社の研究所に頼んだわけです。


この合成洗剤と川崎病は関係あるかどうかデータを出してくれと頼み、1年後、一切関
係ありませんでしたという報告書をもらって、研究はやめてしまったわけです。自分の
会社の一番売れて儲かる商品が、川崎病の原因だというデータを出したらその会社がつ
ぶれてしまいますから、そんなデータを出すはずがないのが分かっているのにそこに頼
む。これはいかにも厚生省の役人がやりそうなことです。現在でも研究班があるのです
が、未だに原因が分かっていません。合成洗剤を使っておしめを洗っている家庭であれ
ば、川崎病が発病する不安が今でもあるわけです。


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