「真っ白」のほんとうの意味
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「真っ白」のほんとうの意味 また、コマーシャルの「真っ白になる」 「白さ長持ち」という言葉に消費者はす ごくだまされやすい。たまたま先ほど言 ったように香川県に行った時の事、讃岐 三白というのが昔から有名だというので、 聞いてみたら砂糖と塩と綿ですと。昔は 砂糖も塩も綿も真っ白ではなかった。讃 岐うどんも食べてきたんですが、実際食 べてみるとうどんは真っ白ではなくて、 もとの麦の色が出てちょっと黒っぽかっ た。あれがもし真っ白なうどんだと、む しろちょっと気味が悪くなると思います。 |
塩でも砂糖でも、生協やここに参加の皆さんは自然の色の方を好む時代になっているの に、どういうわけか衣類の方はまだ真っ白を求める。その方がいいんだと宣伝によって 思わされているのが実態であります。 石けんで洗うと本来の生成の色になりますが、合成洗剤はその中に配合されている蛍光 増白剤で白く染めているのです。こちらの方が本来的には異常であるという考えが浸透 すれば、世間も変わってくるのではないかと思います。 |
広告の裏 その中でも心あるいろんな団体や運動のおかげで、例えば「クロワッサン」という雑誌には4ページ にわたって石けん特集をしていました。マンガコミック誌でも石けんシャンプーがいいんだということ を堂々と描く漫画家も出てきている。「週間金曜日」という広告を載せなくてもいい雑誌では、 合成洗剤は非常に危ないという特集をずっとやっている。 ところが広告を出す新聞、雑誌はそういう批判的な文章を書かない。すぐ圧力 がかかってくるからです。 例えば「A」という会社が、石けんではないのですが、グルタミンソーダから作った泡の立つ「M」 という弱酸性の固形の商品を出したのですが、それを八大学の医学部でテストしたところ、石けん よりはるかに刺激が強いというデータを学会に発表しました。このことを朝日新聞の記者が 新聞に出したわけです。とたんにクレームが朝日新聞社にかかりました。その記事を 撤回せよと。まあ、一度載せてしまったので撤回できない代わりに、謝罪広告みたいなものを無理 やり出させ、その新聞記者は配転という結果になりました。 また、東映でつくっている教育映画で合成洗剤批判の映画があるんですが、いたずらに合成洗剤 の批判をあおるのは好ましくないと、洗剤工業会から抗議がありました。 目に見えないところで圧力をかけて、合成洗剤の批判は表に出ないようにされて います。 |
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