指定成分が16品目配合

指定成分が16品目配合

また、製品の後ろにはいっぱい成分名が
書いてあります。16個ほど書いてありま
すが、これは厚生省の薬事法でいう「指
定成分」
というものです。食品でいえば
発色剤の亜硝酸塩、酸化防止剤、着色料
など、添加物の類です。それが102品目
もあって、これを皮膚に接触したら皮膚
アレルギーを起こしやすい成分がこの
「M」には16個も入っている。こんなに
入っているものはまず他には見あたらな
いほどです。

最近は化粧品などにも指定成分無配合と
か無添加とか防腐剤も入っていませんと
いうような表示が出てきていますが、こ
れは逆に入れるだけ入れたものですね。
防腐剤など16品目もの添加物が入った蒲
鉾を売ったら買う人はまず誰もいないで
しょう。それが16品目も入っているもの
が日本で一番売れている。これはなぜか
といいますと、この後ろに書いてある成
分にアレルギーがあったり危険なもので
はなく、いいものだという認識の方が高
ということなんです。
これは厚生省の指導が悪くて、大手メーカーがこの指定成分の意味を勝手に作りかえて
「使わなければいけない成分」そして「役に立つ成分」だというような宣伝をしている
ために、消費者は多ければ多いほどいいものだと思ってしまっているのです。


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